Röki
あっちのロキとは関係ないらしい
スカンジナビア史関連の研究で学位を取っている Ludohistory さんの実況動画が面白かった。
Nokken や Jötun の話、アイスランドでの window-weather の意味(綺麗だけど外に出るには辛い(寒い))など、見識が広くて楽しい。スカンジナビアの伝承だけでなく、トーブが飼っていた猫(ストーカー)と鳥(シェリー)もブラム・ストーカーとメアリー・シェリーだと言われるまで気づかなかった。
四頭の動物(巨人?)が土地を守っているというのもアイスランドでは有名な話らしい。ユールキャットの話もアイスランド由来なので、はっきりと言われてないけど舞台もそこなのかもしれない。
ゲームとしては、伝統的なポイント&クリックのアドベンチャー。ゆったりとした操作感で、出てくるモンスターも丸っこくておどけた様子なので呑気な印象を受けた。でも、もし子供のころにやっていたら結構怖かったかも。蜘蛛はしっかり殺しに来てるしロルカも顔が怖いしヨトゥンたちもあまり話が通じないようで通じてるし。
この歳で見るとトーブがめちゃくちゃ可哀想に見える。十代前半くらいなのに田舎で母親代わりをさせられているし、たった一人で弟と、流れで神まで救わされている。親の保護を離れて危険な世界で自分のトラウマと向き合い内面的な成長を果たすという童話の展開を、割と現代っぽい世界観でやられると社会が悪いのでは?という気分になる。
そもそも、寝起きで化け物に家を破壊されながら冷静に火炎瓶を作るトーブは何かの適正がある。こういうゲームっぽい一歩離れた冗談って子供のころの自分に全然伝わってなかった気がする。
謎解きは平凡なものが多かったけど、夢というかトラウマの中でトーブが独り言を言いながらパズルを解いていくのは Psychonauts っぽさがあり好きだった。
絵もキレイで、でも、これはゲーム全般の話なんだけど、自分で操作しているときって動かしてるキャラのごく近くしか見てないから、画面全体で一つの美しい絵になっていたとしてもあまり気づけないというのがありませんか。なのでいつも自分の録画や人の動画を見て後からそれに気づいてる。